3日目その1 チェコ(プラハ)編

朝食はパンをたべるのをやめ(右上のパンは相方の)ケーキとパイを中心に

量を食べなくてもカロリーが摂れる『メタボリック』な献立を展開。海外不健康贅沢生活万歳!





食事後、前日同様に世界遺産の「プラハ城」へGO





プラハ城の正門。左右に衛兵さんが立っている





右側の衛兵さんと一緒に。





銃剣を持ち、早足で行進をする衛兵さん。交代の時間だ





正門の真正面「フラチャニ広場」では、歩くスキー大会会場やステージ設営が行われていた。

どこの広場も、年越し行事の用意でいそがしそうだ





プラハを代表する教会「聖ヴィート大聖堂」城内のこの建物は何百年もかけ、やっと完成。

アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の素敵なステンドグラスが中にあるそうだが、見られず無念。

ちなみに周囲に建物の都合上、こういう正面の画像は撮影できない。

写真をひっぱって伸ばして、貼り合わせて作ったコラ画像





同上、右側から。これも貼り合わせたコラ画像





こちらでも、クリスマスオーナメントが飾られている。新年明け1〜2週間くらいまでは飾っているのだそうだ





旧王宮内部。16世紀まで王様が使っていた大広間





旧王宮内の祭壇





パイプオルガンもある

3日目その2 チェコ(プラハ)編

ちょっとお外に出て「聖イジー修道院(現在は美術館)」を撮影

プラハで最も保存状態のよいロマネスク建築」とガイドに書いてあったが、この建物だけ中国的。

いや、楳図かずお的というべきか。





プラハ城内で、一部の人達の間で話題のオブジェを発見。「下手こいたー」





真正面から。下手こいた上にドデカイ髑髏(しゃれこうべ)が乗っている。そらもう地獄だね





高台から見たプラハの街





ヴルタヴァ川に架かるプラハ最古の「カレル橋」へ行く。観光客がいっぱいだが、まわりの景色がとてもきれい





わたくしも、ホームレスのオジさん、頭にタケコプターをつけた聖人像、更にタケコプターの上に

乗っているカモメ、という豪華キャストと一緒に。





歩行者専用のこの橋は、露天やストリートミュージシャンの天国





マリオネット使いも居て、楽しい。





家屋の下を川が流れている。大丈夫なのか?ここは観光船も多いようだ。乗ってる外国人さんが手をふってくれた





普通の街角を一枚。ここはどの建物こんな形なので、なんだか珍しくなくなってしまった





あれ?あなたはダースベイダーでは?

3日目その3 チェコ(プラハ)編

旧市街広場のクリスマス市。年明け1月初旬まで、開催しているそうである





クリスマスグッツや食物、ホットワインのお店などが軒を連ね、ワイワイにぎやか。観光客も沢山いた

こういう小さな場所では、TCでもカードでもユーロでもなく、現地通貨『チェココルナ』を用意しよう





ツリーに飾るクッキー。とても可愛い、買って帰ってくればよかったと今、後悔





筒状のお菓子型看板が目印、クリスマスやイースターなど、お祭り時期に登場するという定番の焼き菓子

『trdlo トゥルドロ』のお店





鉄の棒に発酵した生地を巻き付け、グルグル回して焼き上げる。端っこだったのかちょっと焦げてる。





筒状でアツアツ。周りにグラニュー糖がかかっていて、もっっっっのすごく美味い。見た目の数倍美味い

デニッシュとかワッフルに似ていて、私の中で「持ち帰ってみんなに食べさせたいものランキング」第1位





実は前日テレビニュースで見た(もちろんチェコ語)美味しそうなお菓子が正にこれで

見つけた時は、かなりはしゃいだ。店により、ナッツやシナモンシュガーをかけてくれる所もある





市庁舎。下方の天文時計が有名で、ガイドブックには「毎正時になると鐘の音と共に12人の使徒が動き出す。

それ目当の観光客で、広場はいつも賑わっている」と書いてある





私も時計前の数百人の群れの中に混ざり、鐘の鳴るのを待つ



正午。



“チンカーン、チンカーン”死神が淡白に鐘を鳴らし、四角い穴の奥で人形がグルグル回る

上方から鶏が出てきて“プゥー”というまるでオナラのような
間抜けな音を発し、突然終了。

「ええぇぇえ?これだけ待ってこんだけか??」
各国の観光客が一同“ズコーっ”とズッコケそうになり
一気に笑いにつつまれた。いろんな意味で賑わった一瞬であった。

3日目その4 チェコ(プラハ)〜スロヴァキア(ブラチスラヴァ)編

近くで昼食





チェコ風のグヤーシュ、肉スープというかビーフシチュー、そして例のパン的なもの





コース料理だが、日本人向けに量を減らしているようで胃が楽。もう最後のプリン





移動でお散歩。カレル橋を取り囲む景色が美しい





実際に見ると、これよりももっと夢の景色





さぁ移動、スロバキアへGO!

少し離れると、すぐに雪景色になる。何故こんなに様子がちがうのだろう…?





今夜のホテルは。ガイドブックに“高級ホテル”として掲載されている「クラウンプラザ

何故、この国でスーペリアクラスのホテルに泊まる事になったのか(本来なら普通クラス)

添乗員さんも解らないと首をかしげていた。





ホテル正面には、スロバキア大統領官邸が。





政府要人が泊まるホテルだからなのか、はたまた大統領官邸そばだからなのか解らないが、チェックインの際

国籍、パスポート番号、住所、氏名、生年月日、出生地、入国目的を英語で書かされた。

ホテル側が、警察に提出することになってるらしい。ここに泊まっていいのか?なんだか場違いな気がしてきた。



そして部屋にはいってから、私達はもっと驚かされる事に。

3日目その5 スロヴァキア(ブラチスラヴァ) ホテル編

高級なこのホテル、カジノもあるらしい

おそるおそる部屋に入ると、部屋全体がカラーコーディネートされており

クッション枕3つあるところなんかは、まるでモデルルーム



奥の枕元テーブルには、無料のウェルカムミネラルウォータとチョコ二粒。



お風呂場床と洗面所は大理石。床暖なのか下階の熱気なのか少し温かい





おっと、ご期待のアメニティ登場!プラスチック容器を贅沢につかった、アンチエコタイプだ。

左奥の腕時計の様に見えるのは、爪磨き。もちろん全部テイクアウト



この部屋にはバスローブも用意されており、
ブランデーグラス片手に石原裕次郎ごっこ

(又は、ゆうたろうごっこ)が楽しめる。



再びお部屋。テレビ画面の夕焼けの中央部の白く抜けている部分には、英語で私の名前が表示されている





あれ?額縁の下のテーブルにも、なにか置いてある



おひょぇぇっ??



一口チョコケーキ、クラウンプラザの王冠型ホワイトチョコ、一口生ハムサンド、食用ホオズキも飾られ

赤ワインのそばには、コルク抜きとグラスが「お飲み下さい」と言わんばかりに添えられている



いくらオッパッピーなわたくしと言えど、この状態が団体客へ無料のもてなしとして、行き過ぎている事は

すぐに解った。有料サービスなのか?

いや、有料サービスでこんな生ものは置かない。もとより、有料表示が一切なされていない。

ここは違う人の部屋なのか?

テレビ画面に私の名前があるので間違ってはいない。

じゃぁ何?



腹が減ったので、とりあえず相方に「1個くらいは食べても良いんじゃないか?」とたずねてみる

「なんだかわかんないから、やめとけば。そのまま、そのまま」

相方は“安全第一、君子危うきに近寄らず、石橋は叩いて渡らず帰る”がモットーみたいな人である

3日目その6 スロヴァキア(ブラチスラヴァ) ホテル編

添乗員さん(女性)を探しに行こうと廊下に出ると、華奢な体で1人、

スーツケースを積んだワゴンと格闘していた

ポーターが頼りにならないから、自分で運んでいるという

この方は「ハケンの品格」の大前春子によく似ていて、頭が良く、気配りも目配りも

行動力も酒の飲みっぷりも、強さもきれいさも面白さも完璧な人だ



「うちの部屋が…なんだかウェルカムされ過ぎてるみたいなんです」



一緒に部屋に来てもらい、一通の手紙を発見





中の手紙を開き、添乗員さん一言「…なんじゃこりゃ?」





【手紙の内容】

 Giakoumaki殿(←じあこうまき殿?)

  このたびは、当ホテルをお選びいただき、心より御礼申し上げます

  当ホテルでは各種サービスも御用意いたしておりますので、是非ご利用くださいませ〜略〜

  何かかご用の際には、いつでもお申し付けください。

  おくつろぎ頂けけますよう、お祈りいたします(以上、何となく意訳)



とりあえず、このワインとおつまみは、私達のモノでないらしい

他の部屋には、ケーキやワインは置いていなかったという

しかたないのでこのまま放置し、ホテルのレストランで夕食



パン、モツァレラチーズとトマトのサラダ





ビーフのカツレツ、じゃがバター。パン粉は細目、ビーフに味がついていて

このままで美味しい。少しガーリックの香りがした





デザートのエクレア。手前は食用ホオズキ。甘酸っぱくてほろ苦いけれど

口がとてもさっぱりする





添乗員さんがホテルのフロントにたずねた所「ウェルカムワイン類は(団体様には)

用意してません……あれ?別の部屋と間違たみたいです」との事

「ケーキは食べていいし、ワインも飲んじゃっていいです。課金しませんから」



しかし完全に満腹、胃に収める余裕もなかったので、ケーキは断念した。

ワインも当然、胃袋へではなく、スーツケースに収めさせていただいた

日本へお土産がふえた。らっきー(重いけど。)