3日目その6 スロヴァキア(ブラチスラヴァ) ホテル編
添乗員さん(女性)を探しに行こうと廊下に出ると、華奢な体で1人、
スーツケースを積んだワゴンと格闘していた
ポーターが頼りにならないから、自分で運んでいるという
この方は「ハケンの品格」の大前春子によく似ていて、頭が良く、気配りも目配りも
行動力も酒の飲みっぷりも、強さもきれいさも面白さも完璧な人だ
「うちの部屋が…なんだかウェルカムされ過ぎてるみたいなんです」
一緒に部屋に来てもらい、一通の手紙を発見
中の手紙を開き、添乗員さん一言「…なんじゃこりゃ?」
【手紙の内容】
Giakoumaki殿(←じあこうまき殿?)
このたびは、当ホテルをお選びいただき、心より御礼申し上げます
当ホテルでは各種サービスも御用意いたしておりますので、是非ご利用くださいませ〜略〜
何かかご用の際には、いつでもお申し付けください。
おくつろぎ頂けけますよう、お祈りいたします(以上、何となく意訳)
とりあえず、このワインとおつまみは、私達のモノでないらしい
他の部屋には、ケーキやワインは置いていなかったという
しかたないのでこのまま放置し、ホテルのレストランで夕食
パン、モツァレラチーズとトマトのサラダ
ビーフのカツレツ、じゃがバター。パン粉は細目、ビーフに味がついていて
このままで美味しい。少しガーリックの香りがした
デザートのエクレア。手前は食用ホオズキ。甘酸っぱくてほろ苦いけれど
口がとてもさっぱりする
添乗員さんがホテルのフロントにたずねた所「ウェルカムワイン類は(団体様には)
用意してません……あれ?別の部屋と間違たみたいです」との事
「ケーキは食べていいし、ワインも飲んじゃっていいです。課金しませんから」
しかし完全に満腹、胃に収める余裕もなかったので、ケーキは断念した。
ワインも当然、胃袋へではなく、スーツケースに収めさせていただいた
日本へお土産がふえた。らっきー(重いけど。)