7日目その9 ドイツ(ベルリン)編

「カンパーイ!」

会話もはずみ、話題は『焼きそば弁当』の話へ

(『焼きそば弁当』 ← 日清で発売されている北海道で最もメジャーな

インスタントカップ焼きそば。スープ付きなのが魅力)

出発日前乗りの成田のホテルに着く時間が遅く、食うモノが無かった場合に備え、

札幌から相方と1個ずつ焼きそばを持ってきたが、食べる機会も無く

とうとうドイツまで持ってきてしまい、邪魔で困っているのいう話をすると

九州から参加していた兄さんと、関東で栄養学の講師をしている女性が

「是非、頂いて帰ります!!」と一個ずつ引き受けてくれた


スーツケースがいっぱいだったので、大変助かった



デザートが極甘の手作りプリン。すごく美味だった





ご飯が終わり、ホテルへ戻った。ポーランドから一緒だったチェコ人ドライバーの

マイケルとも、これでお別れ。北海道神宮の交通安全のお札もプレゼントしたし

フランス産チーズ、ドイツビールもプレゼントしたし(チェコ人ビール大好き)

お別れが大変寂しい




あれ?今回の旅行の写真で、アタシが写ってる写真って、これが初めての登場じゃないか?

この旅はほんと記念写真、撮ってないなぁ(遠い目)

マイケルのバスのフロントガラスにはヨーロッパ各国のペナント、運転席側の窓には

北海道神宮のお守りがくっついている



一旦部屋に戻り、相方が「どーしよーかなぁ、めんどくさいけどなぁ

どうでもいいんだけどなぁ、行こうかなぁ」と悩んでいる

ブランデンブルグ門前で(というか、どこでもやってる)カウントダウンがあるので

見に行こうかという事らしい。ツアー参加者のほとんどが“行ってみたい”という意見で

添乗員さんは「行きだけなら、ついていきますよ(帰りは勝手に帰ってこいよの意)」と

みんなに、電車での移動の仕方を教えてくれるようだった。



本当にこの添乗員さんには世話をかけたと思う。



「ふん、ドイツ人め」みたいな気持ちがどこかに一貫してある私は、いつもの

“何でも見ないまま死ぬのは嫌だ”という気持ちが沸かず、更に大嫌いな寒い中で

ドイツ人にもまれる気も全くなく、すぐさまジャージに着替えて寝る準備



行く気はもう1ミクロンも無かった。