陶器つくろうの日【午後】
工房に戻り、乾き具合を見てもらった。次の説明をうけている間に、相方の粘土の固まりを
つまんで引っ張って、勝手に象を形作ってみた
姉のメイン作品は、母がオーダーした形の皿だった
写真は、その後に作った小物。フタコブラクダみたいのは、習字の筆置き。
陶芸教室開始10分で、ドンヨリと気持ちが折れたイトコも、終盤一気に盛り返し
良いデザインのカフェオレカップや、薔薇の付いたハート形小物入れ等を製作。
相方は、鉢植えサイズのマグカップと、直角直線にこだわった背の高い陶製タンブラーを製作。
姉もイトコも相方も、メインの食器を作り終え、夕方になっても私だけまだ本編を制作中。
終んないんじゃないだろうか…?と、給食を昼休みに食わされる小学生の様に背中に冷や汗を
かきながら、ギリギリなんとか形になった。ここ半年で最も一所懸命になったと言って過言でない
燃え尽きた私は、ボンヤリとした脳で、残った粘土を丸めて引っ張って、猫の置物を制作。
乾燥させている、それら。
え?これなに??
という事で、私の製作したモノのは、ここでは言いますまい。
完成までの秘密にしておこう。
結構、みんな一生懸命製作しすぎて気が付くと夕刻。札幌に着いたのはもう夜だった。
夕飯は回転寿司でギリギリ満腹になるまでご馳走になり、実家に帰った。
24時間テレビで、札幌の局前の出店が放映されていたので、イトコと相方の車で
冷やかしに見に行く事にした。
会場はテレビで見るほど広くなく、賑わってもおらず、なんだかメディアにしてやられた気に
なったので会場にむかって「ぎぜんしゃ!ぎぜんしゃ!!金ならわたしに募金しろ!!」と
車中で叫び、気持ち良くSTVを通過にした。
ススキノにあるビル屋上の観覧車にイトコと乗り、夜景を楽しみ、降りたところで買わされる
ボッタクリ記念写真に千円払って、笑いながら帰ってきた。
こんな風にイトコとまったり過ごす時間は、やはりとてもおもしろい。