月末の贅沢。

明日は、たった一人しかいない女性後輩が退職する日。
送別会もしない事になり、なんとなくフェイドアウトする様に辞めていくのかと思うと寂しいかぎり
しかし、見かけよりも結構ドライで切り替えも早く、回転も良い娘なので
新天地でもバリバリ頑張って生きていく事だろうとおもう。
頑張れ、若人(←わかとと読まない)

今月、結構頑張ったのでご褒美として『フォアグラ』を買うことにした。
フォアグラ…
あこがれのフォアグラ様……
缶詰でも、パテでもなく、正真正銘の脂肪肝500g。
くーーーっ、高級ぅぅ……

届いたら、焼いて砂糖醤油で味付けして、人生初のフォアグラ丼にして喰おう。
嗚呼、これで生きていく糧が出来た。神様ありがとう。
ラスカルに会わせてくれて。

今日の飯はまるで、ボクシングタイトルマッチ「内藤VS清水」の前に行われた
「坂田VS久高」(←内藤戦の後に、何故か突然亀田がリングに上がったせいで
すっかり影が薄くなってしまった気の毒な試合)のような、言うなれば
“フォアグラ前哨戦”である高級お食事「塩水ウニ丼」と「高級五目お素麺」

相方に日銭(←日雇いか?)がはいったので、人工塩水に蝦夷ばふんウニが
浮いている、ウニパックを購入。板に乗った不味いウニと違い、塩水は美味。
紫ウニが1780円〜1900円なのに対し、色が濃く味が良いといわれる
蝦夷ばふんウニは、1パック2700円。普通の生活で買える訳ないじゃん。
故にあまり店頭に並ばない。行きつけの魚屋のおっちゃんが、本日ばふんウニが
ラスト1パックになったからという理由で、とんでもない位の割引をしてくれた。

お素麺は勿論、極細手延べの高級品、具は万能ネギ、きゅうりの千切り、ハム
錦糸卵、刻みオクラ
薬味はおろしたての生姜。

素麺の具を沢山つゆの中にはなし、冷たく締まったお素麺と一緒にすする。
熱々のご飯の上に、ばふんウニを沢山のせ、少量の醤油をかけて一口食べる
ウニだけ食べる、ウニとご飯を食べる、ウニだけ食べる
ウニとご飯をグルグルのむっちゃくちゃに混ぜ、オレンジご飯で食べる

旨い。……おや? これは卵ご飯の味ではないか?

イクラもウニも、結局卵だもんな。醤油でご飯にまぜたらみんなおんなじか。

なんでも旨く喰えるこの口は、便利なようで可哀想だね。
でもこの口で、グルマン激怒するくらい、フォアグラを沢山喰ってやるんだ。
ただし、尿酸値に注意だ!