入院3日目(2)

腹に小さく穴を開けて、要らないものを取る手術だったけれど、傷も小さく

痛みもなかったため、薬の処方一切は無し。

点滴もこれで最後になった。うまく流れなくなってきたので、ポンプをつけた。

 



先生に呼ばれ、手術の写真を見せてもらったり、簡単な問診なんかがあった。

先「あれ?もう普通に歩いてるね。」

み「ええ、痛くもないし、目眩もないです」

先「もう明日帰っちゃってもいいけど、特に帰る理由ないでしょ?」

み「はい、ここ快適ですし予定日までここに居ます」

先「うん、じゃぁ休んでってください(笑)」



ということで、テレビを聞きながら、ぬりえを再開

(左:見本  右:完成)

  



この日の夕食、全粥、筑前煮、揚げの味噌汁、キュウリとジャコの和え物。

 

 

キュウリの和え物、作り方が知りたかった。なんだかわからない美味しい味がした



後輩が見舞いにやってきた。ベビースターラーメン4種類とちょこつけボー、冷たい缶コーヒーを

買ってきてくれた辺り、私の事をよく解っていらっしゃる。

いろんな事があったようで、病室でなんとなく心境を話していった。



この日の晩、「累犯障害者」を読破。

感想は、なんとも言い難いが、本を置く暇無く一気に読める。

高校生以上は、日本人全員よんでおくように、って感じだった。



隣のベッドに患者さんが入院してきた。明日手術らしい。

付き添いのお父さんお母さん、そして本人に冷たいプリンをプレゼントした。

それでもプリンが余るので、採尿壺で採尿してくれた優しい看護師さんに

お裾分けした。みんないい人ばっかりだ