トルコ アイヴァリク〜パムッカレ編 その2

さてやっと昼ご飯


右方のナスのトマト煮、何回食べても泣くほど旨い。日本に帰ったら作りたい逸品

焼き鳥に見えるが『チョップシシ』羊肉の串焼き
小振りだがつまみには最高。ビールを頼めばよかったと後悔。

おまえ、またかよ……とため息が出たライスプディング

美味しそうに見えるだけに、ほんとに残念な一品。

食後、革製品の店へに連れて行かれ、ファッションショーを見せられる。

インスタントの林檎チャイ(紅茶)をごちそうされたが、
全然買えそうな値段でないので、見えないフリ。

果物、オリーブ農家が道路縁で露天を出している。
観光バスが停まるような場所ではないが「行ってみましょうか?」と
みんなで降りてみる事にした。

オリーブのピクルス、とれたてのオレンジ、すもも、いちごが並んでいる。
販売はキロ売りの様で、イチゴをみんなで1キロ買って、分け合っている人もいた。

ためしに店のおっちゃんに「オレンジを2個くれ」と言ってみたら
「Present for you」とオレンジを2個くれた。
「お、お金は?お金は?how much?」と言っても「ノー」と言って受け取ってくれない。
私は、異国の地の零細農家に、ふつうにタカってしまったのだ。
ありがとう、おっちゃん。
私もきっといつか、初めて出会った外国人にミカンを2つ渡すよ。

地中海性気候のこの辺りは、オリーブの栽培が盛んで、道路際から地平線の果てまで
オリーブの木が植えられている。

一体だれが収穫するのだろう?……もしかして野生化しただけか??
ふと見ると、近くの山から火柱が上がっていた。
野焼き?焼畑農業?? もしもそれらのように意図的に火を付けたとしても
既に、人の手ではどうしようもない位(消火ヘリが必要な位)火の手が上がっている。

誰も、何一つ疑問も解いてくれぬまま、バスは進む。