【熱烈歓迎・台湾の旅 二日目】

観光二日目、台湾には巨大な建物がある。ピラミッドみたいな大きさの建物だ。
形はお寺のあの形、土台が異常にデカイ。
写真に納めても、想像外の大きさの為、今ひとつ巨大という事が解らないのが残念だ。
一緒にいた姐さんが「タバコでも置いてくる?」と笑っていた。

孔子が祀られている所へも行く。孔子は好きでなく、大陸から悪い教えが
日本に流れてきた元凶と思っているので野良犬と遊ぶ。
台湾の犬は野良なのかどうか解らない。とても立派な体をしているのに首輪は無く
妙に人なつこい。飼い犬かとも思うが群をなして10頭くらいで移動している者もいる。
この国に野犬狩りは無いのだろうか…犬の頭を撫で無事を祈る。
観光で付き物の「買い物」に連れて行かれる。
店の店員にターゲッティングされ、2m後ろを2人組にずっとついてこられて
隙あらば「これ、台湾で一番安い、台湾で一番有名、台湾で一番人気」とセールスされる。
怖かったが目に見える範囲のものを片っ端から試食し、走って逃げた。
そんなに安くて有名なら、自分で買ってください。私はしがないサラリーマン。
バス中の現地ガイドの言葉から解ったのだが、日本人は働きまくってお金が余っていて
台湾のように老後の心配もなく、すべて富んでいると思っているらしい。
「北海道は4ヶ月位雪ね、その間は仕事しないね?測量仕事無いね?
(それでも暮らしていけるんでしょ?の意)でも海外に観光出来るね。」
暗く答えた「いや、働いてますよ。毎日、休み無く・・・(←休日も出てる)」
「!?」添乗員は驚愕の表情を見せ、理解出来ない様子だった。

台湾の食堂(レストラン)は、皆同じ嫌な臭いがする。
デリケートな人なら食事は出来ないと思われる。先に話した「臭豆腐」の臭いではない。
これはデリケートでなくても口にものが入れられない。
紹興酒』の臭いである。
食事の時の酒として紹興酒をピッチャーで持って来る上に
大皿に盛りつけられた炒め物の全てから、紹興酒の臭いがする。
父が話していた「食べ物、みんな同じ匂いがして何食べても全部一緒だった」というのは
この事だったのだ。飲茶、日本では『蒸しもの』ばかり出るはずの場でも
炒め物は出現し、私の嗅覚は紹興されてしまった。
晩飯も中華料理、扇風機で冷風を送られている様な寒さ。
味は憶えて居ない…
この日の夜市。観光用との事できれい。以下次号。