【熱烈歓迎・台湾の旅 一日目】

早朝7時、千歳空港到着。
いざ関西国際空港へ。JALの機内放送の「寄席」に聞き入る。
普段はJ-POPなんかを適当に聞きながら、ウトウトするのだが
今月のプログラムにはなんと「立川志の輔」が出演しており、
(私は志の輔様を近代落語会のプリンスと思っている)早速寄席にチャンネルをあわせた。
タイトルは『踊るファクス』薬屋さんに女性から間違いファクスが来て、
薬屋一家がてんやわんやになってしまうお話。これは独りコントといった方が適切で
尾形イッセイやいっこく堂(この人はグループか?)に通ずるなにかがある。
機内で1人爆笑の後、周囲の先輩、後輩、社長に至るまで、寄席を聞くように勧める。
さて大阪到着。
皆『なんば』へ向かう中、最終日とかぶるからと『りんくうタウン』へ。
大阪は寒い。 {{ (>_<) }} 冷たい雨が降っていて、とてつもなく寒い。
私は雨女なので「雨は付き物」とあらかじめ傘を携帯してきたのだが、
あいにくトランクの中で今頃台湾行きの便に積まれていることだろう。
嗚呼、寒い、嗚呼、寒い。雨で動かない巨大な遊具施設に
青いビニールシートで覆われた人間大のピカチュウが妙に物悲しかった。
不運の予兆は、ここから始まっていたのかもしれない。

一通り『りんくうタウン』の空いているお店を見学し、一路台湾へ。
飛行機の降りた台湾はさほど暖かくない。動く歩道で吐瀉物を発見
みんな飛び上がり、そして一斉にブルーになる。
あれは日本人のものでない。(←詳しく聞かないで欲しい…)
悪い予感を感じつつ現地添乗員と合流、40人もいる為大型バス2台での観光だ。
晩飯は中華で舌鼓…台湾の食堂は冷房が普通(ハンパ)じゃない。
冷蔵庫の空気を強く私たちに吹き付けているようだったので「クーラー止めて」と
訴えるが聞いて貰えず、コート着てても真冬日だった。
料理が美味かったかどうか全く覚えていないが、ひどく寒い事と
ビールに泡が立たない事、給仕の化粧の濃いおばさんのスカートの丈が
マイクロミニであるという謎だけは鮮明に覚えている。

深夜、タクシーで夜市に行く。バッタものを探すが臭豆腐に負ける。
臭豆腐…臭い豆腐、豆腐を発酵させたものだそうで、
煮たり揚げたりして食べるらしい。
「牛のモツやガツ、千枚などを水だけで締め切った室内で茹でる」この臭い。
夜市の食べ物街にはこの臭いが充満している。以下次号。