5日目その7 ドイツ(ケッセルスドルフ)編
震えながら、ホテルのレストランへ。
レストラン内部も、秋の屋外みたいに寒い。
多種多様なビールが揃う中(そこはドイツ的)、バナナジュースを頼んだ
忘れた頃にやってきた。
ドイツではレストランで料理はさっぱり出てこないという事を、到着第1食目にて学ぶ。
(以降の日程で、イライラしないために1番役に立った教えだ)
そして、ビシソワーズっぽいスープ。
出すのが遅かったせいか、空気が冷えきっているせいか、つめたい器にもりつけたせいか
ひと肌のスープ。温かいスープが飲みたいよー。ポーランドに帰りたいよー
ずーーっと放置され、みんな体が冷えきった所で、メインのお料理
平モノのお魚のホワイトソースがけ、インディカ米の味のない白米、味のない野菜
味がないよぉ、温かくないよぉ。お塩とディルと、ごはんですよが欲しいよぉ…
(※ 味の薄いドイツ料理を食べるのは、これが最初で最後になる)
食べ終えた後、かなりしばらーーーーーく経って、デザート登場。
クレープ状のパンケーキ?に林檎ジャムと生クリーム
私の席に来たこれが最も良い出来らしく、他のみんなのは真っ黒でカッチカチ。
「ティースプーンで、この硬く焦げたクレープをどうしろと……?」全員首をかしげ
めいめい、指でちぎって食べていた。
部屋に戻り、入浴剤を入れた風呂で温まり、届いたオイルヒーターを最大にして就寝。
ドイツ、寒い遅い国。ちょっと嫌な予感だ。