4日目その7 ポーランド(ヴィエリチカ)編

当時の岩塩採掘の様子も再現されている。重労働の人形がなんとなく気の毒

換気が悪く、ガスが溜まっている事もあり、手作業の当時の坑夫は非常に苦労したそうだ





木製の大きな巻き上げ機。動力は人間。





岩塩で作られた「ラッキーをもたらす小人さん





岩塩抗には“霊”も出ると言われていて、ガスが発生する所に「来ちゃダメ」といって

現れるとの事。お塩の妖精さんじゃなかろうか。



当時「岩塩法」という法律があり、採掘された岩塩は国へ収めなければならなかったが

鉱山家は、岩塩坑に流れ込んだ地下水(塩水になってる)を樋で集めて蒸留し、自分ら用に

製塩して使っていたそうだ。なめてみた塩水は、エグみが少なく美味しい味だった。





相方が一番見たがっていた、岩塩抗一番の見所「聖キンガ礼拝堂」





すっげー綺麗!もっそ綺麗!!みんな見てー!!!という感じだ



地下101m の場所にあるこの礼拝堂は、階段・床のタイル・シャンデリア・中央の祭壇

周囲の壁の彫刻、もうすべて岩塩でできており、現在でも日曜日のミサや結婚式などに使用されている





天井のお塩シャンデリアに向けてカメラを床に置き、タイマーで撮影すると、まぁ綺麗





ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」塩レリーフ





なんかすごく上手い。これらは全て“坑夫が岩塩で作った”そうだが、坑夫をするより建築家や

彫刻家の方が向いているんじゃないかと、ちょっと思う



キリスト誕生の岩塩像。中心のキリストは珍しいピンクの岩塩で作られている