お金持ち風にお買い物。

札幌は今日から冬。いやプレ冬、すぐ秋にもどる。

無論、おかまいなしの自転車通勤だ。

今日の様子

 



積雪する気温でないので、本当の冬になるまでにはまだかかるだろうと思う。



先日、会社を30分ほど抜けだして、一人で「ひゃくよんじゅうよんまんえん」のお買い物をしてきた。


この日買ったお買い物の価値が
山師みをな!の予見通り、倍ほどに膨れあがるのは
ずいぶん後の話である。(後日談)


「はじめてのおつかい」だ。会社の買い物ではないし、車でも時計などの使っていて

値打ちの下がっていく消耗品の類でもない。

所有権は相方という事にしよう。



四駒で一番グレードの高い「みをステ」を探して、全く見つからず、くるまやさんで発した

「金に糸目はつけませんので、早く探して下さい」みたいな事を言ってみたかった。

なんかないか?人生、一度か二度しか吐けないような金満な言い様は……

(根っからの貧乏人のわたくし)



店にはいると商談客が何組かおり、「すみませーん」というものの「お前に売るモノなど無いわ」

とばかりに無視された。

銀行と同じで、見た目金のない客には大変感じが悪い場所だ。

「何かお求めでしょうか」そのうちすこし偉そうな兄さんがやってきた。

「これ500gください」
「へ?いかほど?」
「500gで(ニッコリ)」


ここで兄さん“はっ、しまった、大口だったか”という顔をした。(いや貧乏人だから

お見立ては間違ってないよ)



「納期が1〜2ヶ月かかるのですが…」
「はい存じております、電話でうかがいました」

「ハイ、これを」と、袋から出し、兄さんの頬をヒタヒタとたたきたくなる衝動を堪えた。

ニッコリ手渡す、兄さんは慌ててわたくしの背にカーテンをひいた。

(ほんとは、金もってそうな人が座ったら、最初からカーテンひいてたんだろうね)



これくらいの現金には慣れているだろうし、たたける大口も思いつかなかったので

「ほんとうはこういうの全く興味ないんですよねぇ。ふとネットで何気なく見るとずいぶん

安くなったようなので買ってみる事にしたんですよ。暇だから買おうかなぁ?って」


やる気のない金持ちのお遊び風に語ってみた。「えぇぇ?そうなんですか?」



帰宅し相方が「どう?例の買ったの?」と冗談風に聞いてきたので「うん、昼に買ってきたよ」と

答えると「え゙え゙ぇぇぇ?ほんとに買ったの!?」 思ったより驚いていた。



ふふーん、おもしろいことは有言実行。有吉相川翔。