今日は寝よう。

先週、どこからともなく、あの懐かしのゲジゲジがやってきた。

木造の一軒家から鉄筋コンクリートの建物に引越し、もうヤツに遭わずにすむと思っていたのに

まるでゴキブリの如く(チャバネならゴキブリの方がまだマシ)居間を走り抜けた

一階じゃないのに…木造じゃないのに……

ああ、そうだよモリゾウでもねぇよ(怒)



なんていいつつ、また昆布を眺めていた昨夜。

「邪魔だ、成敗してくれる」と、ちょっとヤツをちぎって食べてみる。

たまに食べれば美味いかもと思ったが、残念ながらやっぱりただの昆布だった



…もういいや、と思い就寝

早朝4時前、胸が苦しくて目が覚めた

なんだ?なんだなんだ??



苦しいのは胸ではなく、食道だった。

副交感神経まっしぐらになっていた就寝直前、乾燥した昆布など口にしたため

唾液が足りず飲み込みきれず、昆布は食道に停滞していたのだ

そして、どんどん大きくなってゆき数時間後、時限爆弾の様に私に喉つまりを

起こさせたのだ。



慌てて水を飲んだが、なかなか通らず、まるでおにぎりを慌てて食べたときのようだった。



一瞬「死因・昆布」と書かれた、検死結果報告書が頭をよぎった。

なんとか生還したものの、なんとなく昆布に呪われているような気がしてきた

いつか、昆布が何故か刺さり、大惨事になったり……するか?